潜水艦の通信手段

潜水艦の通信手段

潜水艦の通信手段についてです。潜水艦同士や地上と潜水艦の連絡にはどのゆな通信手段をとっているのでしょうか。

 

通信手段

海中においては電波の減衰が激しいので、地上での通信手段である短波や極超短波は使いものになりません。なので地上設備との連絡は比較的海中を伝播しやすい超長波 (VLF) を利用した通信を行っています。

 

ただ超長波 (VLF) 通信では受信できる情報量に限界がある上、潜水側からの発信もできないので、浮上して短波・極超短波や衛星通信を行うこともあります。

 

通信手段の種類

潜水艦の通信手段は主に以下の方法がとられます。

 

極超長波(ULF)通信

かなり海中深くまで到達させることができる通信手段です。ただ以下のような欠点があり完璧ではありません。

 

  • 多量のデータを送信することができない
  • 送信のために全長数十qものアンテナ施設の脆弱性
  • 潜水艦からの送信ができない

 

超長波(VLF)通信

深度10m程度までなら到達させられる通信方法です。なので受信したい時は一定時間ごとに受信可能な深度まで浮上します。こちらの場合はデータの送信は行えますが、多量のデータ量は送れません。

 

マイクロ波通信

通信衛星を利用可能な国は通信衛星を介してマイクロ波送信を行うことでデータのやり取りが可能になります。とはいえマイクロ波は海中まで到達しない為通信時には潜水艦のアンテナを海面上に出している必要があります。ただ上記二つの通信手段と比較したら多量の情報の送受信が可能です。

 

水中音響通信

音波を利用した通信です。潜水艦同士や水上艦との通信を行うことができます。また海底のポイントに通信中継装置を設置し、それを海底ケーブルで地上施設とつなげれば潜水艦と地上との連絡が確保できます。

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