第二次世界大戦における潜水艦の活躍

第二次世界大戦における潜水艦の活躍について紹介しています。前大戦である第一次世界大戦において潜水艦の有効性が立証されたことから、第二次世界大戦では各国がこぞって潜水艦の運用に乗り出すことになります。

 

 

 

ドイツの潜水艦

第二次世界大戦でもUボードはドイツの主戦力であり続け、大戦初期連合国にとって脅威でした。実は言うとドイツは第一次世界大戦後、ヴェルサイユ条約で潜水艦保有が禁止されていましたが、1935年の再軍備後は再び建造を再開しています。

 

ただ第一次世界大戦同様英国貨客船を多数撃沈したものの、連合国が投入した新型対潜兵器や護衛艦・対潜哨戒機などによって今度はUボードが撃沈される側になっていきました。

 

これを重く見たドイツ側がシュノーケル※の開発などでUボートの隠密性の向上をはかりましたが、イギリスで開発された波長の短いレーダーによって補足されるようになり結局根本的解決にはなりませんでした。

 

シュノーケル(潜水艦)とは

 

大日本帝国の潜水艦

大日本帝国海軍も艦隊決戦における敵艦隊攻撃用として潜水艦を多数建造しました。ただ想定していたほどの艦隊決戦は起こらなかったので、大した活躍もしなかったのが実情です。投入された潜水艦もアメリカの対潜兵器の前に多くが撃沈されていきました。

 

日本海軍の潜水艦の技術力は低水準だったそうです。騒音がひどいためよく見つかったそうです。潜水深度も低く、潜水艦性能の要ともいえる隠密性にかけていたのがまずかったでしょう。

 

アメリカ合衆国の潜水艦

ドイツがイギリスの通商破壊に使用したのと同様に、大日本帝国への通商破壊に投入しました。