潜水艦での酸素発生の仕組みは電気分解?

潜水艦というのは空気が遮断された環境を長時間航行するわけですから、酸素の補給が必要不可欠です。ではどのようにして酸素を確保しているのでしょうか。

 

 

潜水艦内の酸素はどうしてる?

原子力潜水艦の場合は潜航中に海水を電気分解し酸素を発生させています。原子炉によりエネルギーが有り余っているので、周りに腐るほどある海水から好きなだけ酸素をつくることができます。

 

そのため原潜というのは理屈的には半永久的に潜っていることができます。実際には乗組員の食糧や精神的な問題があるので、最高でも3カ月程度が限界です。

 

ディーゼル潜水艦の場合は定期的に浅深度を潜航してシュノーケルにより空気の入れ替えを行います。

 

そうりゅうのようなAIP(非大気依存機関)の場合はシュノーケルを使わずに長期潜航できますが、この場合も潜航中に酸素を発生させるわけではなくて、液体酸素として酸素を持って潜ります。

 

二酸化炭素の吸収も

もっとも清浄な空気を確保するには酸素を発生させるだけでなく、人間からでる二酸化炭素の処理も忘れてはいけません。発生する二酸化炭素に関しては薬剤(アルカリ塩やアミン)を使って吸収することで対処しています。