潜水艦のミサイルの原理
潜水艦のミサイル発射の原理についてわかりやすく解説しています。
潜水艦のミサイルの原理
ミサイル射出の方法は2種類あります。魚雷発射管から射出される場合と船体の垂直発射装置から射出される場合です。
魚雷発射管から射出される場合
こちらの場合はミサイルの一段目にロケット推進モーターがついていてそれで海面上まで飛び上がらせます。そして空気中に出た瞬間に推進モーターがミサイルから分離された後、ミサイルに点火されて大気中をすっ飛んで行きます。
※水圧でミサイルが潰れないの?と思うかもしれませんが装填した後に注水し船外との水圧差をなくしてから発射しますので潰れません。
垂直発射装置から射出される場合
こちらの場合は高圧ガスで海面上まで飛び上がらせて空中に浮いた瞬間に点火してすっ飛んで行きます。発射前ミサイルは防水膜で保護されていますのでミサイル発射管の下から高圧ガスを送り込み、発生する圧力により防水膜を突き破らせて海面まで射出する流れです。