世界最大の潜水艦

世界最大の潜水艦「アクーラ」の建造経緯や性能についての紹介です。

 

 

 

世界最大の潜水艦アクーラ

現役の潜水艦で世界最大の大きさを誇るのは今のところロシア海軍が運用している、長さ175m幅23mという超巨大な原子力潜水艦「941 「アクーラ」設計戦略任務重ミサイル潜水巡洋艦」ではないかと。他にも水中排水量が48,000tというちょっと頭おかしいことになっています(笑)

 

その他スペック

  • 水上速力15kt
  • 水中速力27kt
  • 潜航深度500m
  • 乗員160名
  • R-39潜水艦発射弾道ミサイル×20基
  • 533mm魚雷発射管×6門
  • 「イグラ-1」自衛用対空ミサイル×8発

 

この潜水艦はソ連時代に6隻が建造され1981年12月12日から就役、現役で3隻が稼働中です。ソ連時代には北大西洋条約機構(NATO)から「タイフーン型原子力潜水艦」というコードネームで呼ばれていました。

 

巨大になった経緯

新型の弾道ミサイルを搭載するために計画されたのが本潜水艦なわけですが、開発されたミサイルが予想以上に大きくなってしまった為、そのミサイルを搭載するために大型の原潜を設計する必要がありました。巨大なミサイルに合わせて巨大に建造された潜水艦がアクーラというわけです。